Vol.15
「自分のカラダ、愛してますか?
カラダの声に耳を傾けていますか?」
先日偶然、10年ほど前の自分のダイエット日記を見つけました。
そのころの私は、今からは想像もできないほど本当に体重の増減が激しい
生活を送っていました。
高校生までは、発育不良気味の痩せ体質で「痩せの大食い」と言われて
いましたが、大学生になり急にカラダが成長し始めると、
「痩せの大食い」が「ただの大食い」になってしまい、
あっという間に体重の自己最高記録を更新してしまったのです。
痩せていたころの友達に会うと、皆が「太ったね」「えー、どうしたの?」
などとずけずけと言ってくれます…。
そんな直球にも「私は痩せ体質だから、すぐ痩せられる」と流していました。
実は心の中ではとても焦っていたのですが。
そんな時、カラダを壊し食事が取れなくなりました。
そうすると、面白いほど痩せていったのです。
これをきっかけに「食べなきゃすぐ痩せる」方法を見つけてしまい、
益々、「いつでも痩せられる」と太ることを甘くみるようになりました。
しかし、食べる事が大好き!な私は社会人になりストレスを感じると、
真っ先に暴飲暴食でストレス発散するようになりました。
すると、だんだん「何時でも痩せられる状態」を超えていき、食べずに痩せては、
また大食いという最悪のパターンに陥っていきました。
そんな時に一念発起、ダイエット宣言をして、自分のためにつけていた日記を
偶然見つけたのです。
改めて読み直してみると、面白い事を発見しました。
それは、自分を褒めながら、励ましながら頑張っている時期は、きちんと体重が
減っているのですがイライラしたり、「また食べちゃった・・・(自己嫌悪)」
とネガティブな言葉ばかりが散りばめられている時期は、食べる量はほとんど
変わってないのに、一向に減っていないんですよね。
幸せに感じている時は体重を上手くコントロールできているけど、
不幸せだと太っちゃう。。。
こんな経験をお持ちの方、きっといらっしゃいますよね?
このセルフコントロールの本質を自分の日記を読みなおして一層確信しました。
順調なときって、「素敵な彼ができた!」「仕事が上手くいっている!」等々
「私ってハッピーだ!」とか、「私って頑張ってる?」そんな自分が好き、
と強く感じている時なんですよね。
こういう時は、不思議と痩せやすいですし、少しぐらい痩せる速度が遅くても、
ほとんど気にならないのです。
なぜって、幸せな気持ちがモチベーションをあげ、エクササイズにいそしんだり、
食事に気をつかったりするので、自然と充実したライフスタイルになるんですね。
しかし、その反対の状態というのは、言わずと知れたものです。
こういう時期は、もうネガティブな事ばかりを見つけだして、それをどんどん
掘り下げて行ってしまう。。
更に、勝手に”さらなるネガティブモードに突入!”という負のスパイラル状態
に陥ります。
でも、これってお分かりのように自分で作り出したスパイラルなのですから、
自分で負を切り取る事もできますよね?
私が現在、体重の増減に振り回されないようになったのは、コンプレックスを含め
自分のカラダを愛しているからです。
なぜって自分のカラダの調子って自分にしか分からないものですし、それに応えて
あげられるのは自分しかいないんです。
だから、ちょっとここは自分として・・・・と鏡にうつったカラダの変化には、
積極的に修正を加えます。
それは、自分のカラダの訴えに正直に答えているだけです。
気持ちが動けば、体も自然と動き出します。
行動を支えているのはココロですから。
どうですか?
あなたは自分のカラダ愛してあげてますか?
是非、あなただけの理想のボディデザインを目指してみてください。
Editor/ Kaz
■ BodyQuest ———————————————-
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