Vol.21
　　　「 自分にとっても周りにとっても、
　 　　　　　　　　　　　　　　　魅力的なカラダをつくる！ 」
　
　　　　
　　
　　先日、とあるＴＶ番組でマドンナ（なんと今年４９歳！！）が取り入れてきた
　　ダイエットの紹介をしていました。
　　彼女のイメージといえば、やはり筋肉質のパワフルウーマンといったところ
　　でしょうが、あの美貌と体型を維持するには並々ならぬ努力が必要である事は、
　　間違いありません。
　　やはり基本はワークアウトを日課としているようで、近年ではヨガを流行らせた
　　第一人者としても有名です。
　　加えて、話題の最新エクササイズなども常にチェックしているとのこと。
　　しかも、彼女が気に入ったものはあっという間に世界的に流行らせてしまいます
　　から、彼女のカリスマ性にはほんとに目を見張るものがありますね。
　　食事もマクロビオティック（穀類や根菜類を皮ごと食す）やローフードダイエット
　　（どのような食品も約48℃以上に加熱しないで食べる）を実践しており、かなり
　　ストイックな生活を送っているようです。
　　若い頃は比較的ムキムキした筋肉を誇示していた彼女ですが、食生活の改善や
　　ヨガを取り入れたせいか、しなやかな筋肉をまとう肉体になりました。
　　その姿は、まさに
　　「美しい・・・・」という一言に尽きます。
　　そこまでストイックにしないと・・・・と思ってしまう方もいるかもしれませんが、
　　彼女の筋肉の美しさを見たらそんな弱気な気持ちは吹き飛んでしまい、
　　”私も負けてられないぞ！！”となるはず。
　　では、彼女をそこまでストイックにさせるものは何でしょう？
　　それは、常に人に見られていることや期待に十二分に応えてきた彼女の姿勢
　　であり強さなのでしょう。
　　気を抜くと、ブリットニー・スピアーズのようになってしまいます。
　　（あれだけの綺麗な腹斜筋を誇っていた彼女の今は……）
　　勿論、私たちは見せることを第一としてエクササイズに励むのではありませんが、
　　両者どちらが幸せか？比べてみれば答えは自然と出ますよね？
　　前回もちょっとお話しましたが、
　　私自身も過去に何度もダイエットに挑戦し、安易な「○○ダイエット！」を見つけ、
　　飛びついてはまた次のダイエットにという、ジプシー状態を繰り返していました。
　　でも、正直何かをガマンするのが基本のダイエットだと、その辛さにストレスが
　　溜まり、必ずリバウンドしてしまうんですよね。
　　一生目標体重にはなれないじゃないか・・・・と不安になっていました。
　　そんな何十にもダイエット負のスパイラルに巻きつかれた私の鎖が取れ始めた
　　のはヨガやエクササイズをするようになってからです。
　　特にヨガはメンタル面を大切にするので、自分を見つめ直す絶好の機会になり
　　ました。
　　ただ、ヨガは人に見せるためのエクササイズではなく、自分の精神性や肉体を
　　鍛えるエクササイズですから、
　　鍛えたカラダを人に見せるのはいかがなものか？
　　と思っていましたが、
　　「痩せたね～」「スタイルいいね」などと言われると、この上なく幸せな気分に
　　なるのは間違いないのです。
　　うーん、矛盾してしまうな・・・
　　（少し前までは、こんな自己矛盾を感じていました）
　　ならば、私のカラダを見てみて！！という見せるカラダじゃなくて”魅せるカラダ”
　　を作ればいいんだ！と気持ちを切り替えたんです。
　　そこから、エクササイズに対する意識に迷いがなくなり、気持ちの面でもさらに
　　充実してきました。
　　これは女性に限ったことでなく、男性も同じ心理だと思います。
　　人間褒められて嫌な気分になる人はいませんからね。
　　人それぞれモチベーションアップのポイントは違うと思いますが、他人の視線という
　　のは大切な要因になります。
　　マドンナもその期待に応えてこそ、あの美しい肉体、若さを維持しているのですし。
　　そのモチベーションさえ自分で見つけることが出来たら、後は健康的な食事と
　　適度な運動、これを日課としていけば、あなたなりの魅せるカラダが完成して
　　いきます。
　　それともう一つ大切なことは、自分が今幸せかどうか？？
　　このバロメーターも忘れないで下さいね。
　　
　　Editor/ Kaz

　　
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