Vol.23
「 自分の力を100%信じることで、
潜在意識を目覚めさせよう! 」
先日、あるシンポジウムに参加してきました。
テーマは分かりやすく説明すると、人間の”気”に関する現象
(=物理的に証明不可能な現象)をどう証明していくか?
と言うことで、一般的には理解しにくい現象をその場で実演し、
その結果について参加者で討論するといったものでした。
(一般にはあまり公開されていませんが、知る人ぞ知るといった
権威ある会です)
そんな中、常識を覆された実演がありました。
それは昔ボディービルダーとして活躍し、その後Yogaや気功を
通して身体を鍛錬されてきた気功マスターの方が、金属製の鋭い
串を自分の舌や喉に通すといった超荒業。
昔TVでタイの魔術師が素手で手術をするといった怪しい番組を
観た方もいらっしゃるかと思いますが、同じような荒業が何百人
という人の前で行われたのです。
私自身も「えっ!?」と、本当に自分の目を疑いましたし、
実際信じられないと主張したある教授は、自らがサンプルとなると
申し出て、そのマスターから腕に串を実際に刺されました。
しかし、教授の腕は無傷で本人も「注射された位の痛みだった…」
と驚かれていました。
その他にも”気”を自由自在にコントロールすることによって、
現実離れした技を披露される方が大勢いらっしゃいました。
何をバカな事を思われる方も多いでしょうが、それだけの現象を
目の当たりにすると信じざるを得ない・・・というのが本音。
人間は自分が持っている能力の数パーセントしか使いきれずに一生
を終えてしまうと言われていますが、それは本当だったんだな…、
と思えてきて仕方ありませんでした。
当然マスター達は色々な形で自己鍛錬をなさってきたのでしょうが、
きっかけを聞くと、
”身体が弱く鍛えたかった”
”自分の身体、能力に興味があった”
といった、誰しもが持つ普通の考えでした。
しかし、普通の人と何が違ったのかと言うと、
”100%自分を信じきって少しでも自分の可能性を拡げていく努力”
という点が大きく違ったのです。
自分を信じる事、そして努力すること。このどちらが欠けていても、
またバランスが崩れていても駄目だということ。
私もYOGAインストラクターとして日々多くの生徒さんを指導する
立場ですが、しっかりと効果が現れる生徒さんと言うのは、決して
運動神経が良いからという訳ではないのです。
逆に、ちょっと大丈夫かな?ついて来れるかな?といったタイプの方
のほうが熱心に教室に通われ、そして確実に着実に成果を上げられて
いきます。
そういう方に共通しているのが、先ず等身大の自分を受け入れた上で
努力を怠らず、身体の変化をゆっくりと喜びを持って味わうこと。
わからないことなどがあれば、どんどんアドバイスを求めてきます。
そして、着実に次のステップに進んでいくのです。
一方で、パっと変化を感じたらパタっと来なくなってしまう生徒さんと
何が違うか?というと、”気持ち=気”が違います。
人間の体なんて元々はそんなに違いはありません。
何が自分の能力を引き伸ばしていくかと言うと、これはやはり”心”。
心で感じるというのは、例えば変化した自分の身体、や気持ちに対する
感受性です。心の動きを繊細に感じ、更にもっと微細にコントロールする
為に訓練する。
この繰り返しが冒頭で紹介したような方々が歩いてきた道のりなのだと
思います。
私たちは、「私のレベルは大体こんなものだ」と自分で能力の限界を設定
してしまう傾向があります。
でも、その根拠って何でしょうか?
経験や常識だけを頼りにして、
「そうだよね、自分の限界はこの辺だから止めておこう」と決めるのは
とてももったいない話です。
ぜひあなたも、自分の体と結びついている”心”の声を聞いてください。
きっと、もっともっと可能性を広げることを望んでいるはず。
私は、潜在意識を目覚めさせるコツはここにあると思っています。
とはいっても、自分の人生は勝ち負けじゃありませんから、必ずしも成果に
こだわることはありませんよ。
(本心から望んでいないのなら無理する必要はありません)
自分らしく、着実に一歩づつ前に前にと進んでいくことが一番大事なのです。
あなたの中にまだまだ眠っている無限の可能性=潜在意識を1つづつ
目覚めさせ、理想のボディデザインを完成させてください!
一度ボディデザインを完成させれば、それは紛れも無い事実としての経験
となり、さらに一段階高いセルフイメージが手に入ります。
それは、まさに無限の可能性の扉が開かれること。
少し大げさに感じるかもしれませんが、自分自身の能力を100%信じきって、
この一歩を踏み出せるかどうかがとても大事な考え方だと思います。
Editor/ Kaz
■ BodyQuest ———————————————-
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