Vol.38
「 セルフイメージを強化して、
踏ん張りどころを乗り越えよう! 」
先日、TVのスポーツニュースを観ていると、甲子園で日本中を
沸かせた大阪桐蔭の中田翔選手が出ていました。
彼はご存知の通り、高校通算本塁打の記録を塗り替えた逸材で、
ドラフト一位で日本ハムに入団することが決まってます。
インタビューでは、そんな超高校級の彼でもプロとの絶対的な
レベルの差を感じ、自信が揺らぐことがあるということで、
今行なっているメンタル強化法を紹介していました。
それは、
自分がこれまでに大活躍した姿を見ること。
甲子園や緊迫した大事な試合の中で打った超特大のホームランなど
を収録した映像を次々に観ていって、「やっぱ俺すごいんだ!」と、
勇気と自信を取り戻すということでした。
若者らしい無邪気な笑顔にも好感を持ちましたが、その様子を観て
私はちょっと唸りました。
これだけの実力を持ちながら天狗になるのではなく、しっかりと
プロの世界へ飛び込むということに良い意味でのプレッシャーを
感じているし、セルフイメージの強化法も心得ている…。
これはそうとうな大物になりそうだな、と。
で、実はこの考え方って人間が何かに挑戦しようという時にとても
有効なやり方なんですよね。
メールセミナーでもお話しましたが、
セルフイメージ=自己像が変わると、見える世界も違ってきます
セルフボディデザインも、「どうせ私にはそんなことできないよ…」
と思っているうちはなかなか成果が出てきません。
心の中では、今の自分を変えたい、何とかしたいと思いつつも、
自分に対しての自信が持ちきれずに、悲観的な意識のほうが勝って
しまう。
だから、必要な行動を起こせないんです。
■どうせ無理だよな…、というネガティブなイメージ
■やれないわけない!、というポジティブなイメージ
どちらにしても自分の勝手な思い込みなわけですから、どうせなら
必ずやれる!と考えるほうが絶対的に良いわけです。
ここぞという頑張りどころでの強い支えになります。
だから、
ボディデザインを、、もっと言うと人生を本気で変えていこうと
思っているなら、まずはこのセルフイメージを変えることが重要。
そして、既存イメージに捉われることなく、あくまでも未来志向で
再構築すること。
私は自分自身を「10万人に一人の逸材だ!」と思い込むようにして
気持ちが折れそうになったときに自分を励ましてきました。
これを他人に話すとただのアホだと言われてしまいますが、ココロの
声であれば誰も気づきません。
このワークアウトをあと1セット頑張ろう!!というときに強く自分
に言い聞かせてきたんです。
「もう駄目だ…」という時、踏ん張りどころを乗り越えるための勇気
になりました。
この積み重ねが大きな差を生みます。
もし、ポジティブな自己像をイメージしにくいという場合は、
頑張った末にどんなカラダになるのかというビジュアライズをしたり、
そのカラダになることによって、どんな活き活きとした生活が手に入る
のかをイメージするのも有効です。
ボディデザインに自信がつくと、積極性が増し、人間関係や仕事にまで
大きな影響を及ぼします。
”街を颯爽と歩く自分の姿を想像してみてください”
ワクワクした気分になりませんか?
この思い込みのパワーは絶大です。
ぜひあなたのボディデザイン活動にも取り入れてみてください。
Editor/ 森 俊憲
■ BodyQuest ———————————————-
※効果的なワークアウトを[継続]できる実践的なノウハウがあります