Vol.88
「 運動と休息のバランスで、
体のキレと前向きな闘争心をキープする! 」
さて、皆さんもそろそろお正月モードが抜けてきた頃でしょうか?
といっても、今日も3連休の真っ只中ということで、きっとのんびりリラックス
されているのではと思います。
私はと言うと、
この正月は、昨年末の息もつけないほどの忙しさから解放された反動から
だと思いますが、計画以上に食っちゃ寝・食っちゃ寝の怠惰な日々を過ごし
てしまいました…。
しかも、
「いや、こんな状態じゃ駄目だ…、早くワークアウトも再開させねば!」
と思えば思うほど、マッタリとしていることが気持ち良くなって仕方ありません。
さらに、ワークアウトの間隔が空けば空くほど、運動しようという意欲も薄れて
きてしまいます。
これぞまさに恐怖のマッタリスパイラル。。
こうやって、ほとんどまともに運動をしていない期間が2週間も続いてしまった
ので、さすがにこれじゃマズ過ぎるということで、仕事の合間に見つけた通り
すがりのスポーツジムに駆け込みました。
さて、これでようやく一安心か、と思いきや?!
2週間も身体を動かしていないと、筋肉のテンションや体力(特に筋持久力)の
パフォーマンスが確実に低下してしまいますから、
当然、体のキレも鈍くなり、いつもの負荷や回数がこなせません…。
きっと普通の人なら、ここで、「かなり体力が落ちてしまったなぁ…ヤバい…」と
弱気になってしまうと思いますが、実はそんなに問題ではないのです。
私としては、「あぁ、やっぱりね」と言う感じです。
本当に体力がなくなってしまったわけではないですから、心配ご無用。
2~3週間程度のブランクでの体力低下は一時的なもので、せっかくの筋肉が
落ちてしまったとか、もう普段のペースでワークアウトできなくなるんじゃ?!と
考えるのはナンセンスです。
弱気になるのも仕方がないですが、それはただの気のせいです(笑)
また徐々にワークアウトの間隔を狭めていって、いつもの自分のペースに戻し
ていけば自然に体のキレやパフォーマンスも元通りになります。
(これは私自身が今までに何度も経験していることなので間違いありません!)
ここで大事なのは、マッタリスパイラルの深みに陥って、
「もうどうなってもいいや!」
と開き直って、ワークアウトやボディデザインへの努力をやめてしまうのでなく、
また淡々といつものワークアウトのペースに戻すということです。
メニューの中身や負荷などは、無理をしなくて大丈夫です。
ただワークアウトを行う日の間隔を元に戻してください。
そうすると、徐々に負荷も元通りになりますし、体力も自然と回復します。
マッタリスパイラルなんて、自己嫌悪に陥るだけで得することなんて、一切無い
ですからね。
我々日本人は、癒しやマッタリ感が大好きな国民だと言われますし、それだけ、
仕事や日頃の人間関係などでストレスを抱えることが大きいのだと思いますが、
やはり、生活のリズムにも、体型と同様にメリハリが大事です。
ボディデザインには、運動→栄養→休養のバランスが欠かせません。
これを一つのサイクルとして、セットで回していくことで、どんどんと筋肉が強化
され、おのずと引き締まった体が作られていきます。
マッタリスパイラルに陥りそうになったら、このサイクルをイメージして「休養」の
次は「運動」だと思い出しましょう。
このバランスが保たれていれば、体や気持ちに余計なストレスを感じることなく、
体の変化(自己成長)を楽しみつつワークアウトが続けれられるはず。
体作りについて言えば、間を空けず、コンスタントにワークアウトを行うことで
筋肉のテンションも維持・進化させることができ、その分気持ちが前向きになる
のです。
やはり最低でも一週間に2回くらいは、自分のペースでしっかりとワークアウトを
行いたいものです。
もちろん、運動を頑張った後は思う存分ゆっくりマッタリしてください♪
Editor/ 森 俊憲
■ BodyQuest ———————————————-
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