Vol.91
「 ストイックではつまらない、
時にはズルもする、でも帳消しして楽しく生きる! 」
今日からはもう2月ですね。
2009年になってから、早くも1ヶ月が過ぎました。
皆さんは、年明けに立てた「今年の行動目標」を実行できていますか?
それはバッチリやってるよ!という感じならもちろん言うこと無しですが、
これが結構大変なんですよね。
今週は、私自身の実体験も含め、エクササイズへの取り組み方をテーマに
お届けしたいと思います。
このエナジーワードを読んでくれている皆さんは、きっと殆どの方がエクササイズ
でココロもカラダも健康になりたい! 今年こそスマートに自分を変えたい、など
日頃の運動習慣の大切さを解ってくれていると思います。
しかし、解っているのと実行するのでは別の話。
(ではありませんか??)
実は私もその典型なのですが、読書好きなため、よく本屋さんに足を運びます。
すると、
「ほほぉ~、ふむふむ、あれもいい!これも面白そう!」と、大抵なんだかんだ
で数冊は購入してしまいます。しかし、家に帰ってパラパラと本を眺め、あらすじ
らしきものがわかると、すっかりと満足げになり、そのまま積読の山が部屋中に
林立するハメに…。
また、これと同じように情報の積読状態もありますよね?
”○○がメタボに効く、バナナダイエットの次は○○だ~!!” など
日頃から、自分の周りに高感度なダイエットセンサーを張り巡らしている私たちに
は、何でも効きそうな気がしてしまいます。
そして、ちょっと齧ってみては挫折、さらに次の情報が来たらそれも素早くキャッチ。
そしてまた次へ次へ…。
私自身も今までに同じような繰り返しをどのくらいしてきたでしょうか?
こんなダイエットスパイラルから抜け出せない理由として、
・「明日からダイエット/エクササイズ始めるから今日は最後の晩餐」
・「今日は朝から何も食べてないから、夜ぐらい思いっきり食べてもいいでしょ」
・「あれやらなきゃな、でも、やりたくない…」とお菓子を食べながら気を紛らす。
・「作ってくれた人に悪いからお腹いっぱいでも全部食べないと失礼よね」
etc.
と簡単に思いつくだけでもこれだけあります。
理由をつけては食べ、まったりし、そして自己嫌悪に陥り、を繰り返すのです。
この状態を見てわかるのは、いつの間にか食べ物ばかりに縛られていること。
食べる事でやりたくない事を先延ばしにしたり、不満を解消したり、自分の体より
も相手に合わせてしまったり、と理由は明らかです。
これは私のほんの数年前の実体験ですが、
カナダから帰国したばかりの時、この体型のままではちょっとやばい!と感じ、
近所のスポーツクラブに入会しました。
それまでは、スポーツクラブなどの施設で、ただ体を動かすということはほとんど
やったことがなかったのです。
しかし、いったん運動の効果を実感し始めると、そこからは体を動かした分だけ
痩せて行く事が楽しくなって、いろいろなスタジオレッスンを受けまくりました。
適度な筋肉がついてくると同時に体も軽くなり、ボディラインだけでなく、生活そ
のものが充実する実感をひしひしと感じたのです。
このように、私の生活に、エクササイズが加わっただけで、身体的にわかりやすく
良い変化が起きてきたのです。今でも先延ばしする癖や、自分を甘やかす性格は
変わっていませんが、エクササイズという悪癖帳消しツールが加わっただけで、
食事を制限するストレスもなく、体重もよしとする範囲を超える事はなくなりました。
元来飽きっぽい性格なので、コンスタントにエクササイズ生活が続いている事が
自分でも不思議に思っているのですが、単純に言えば無理な食事制限はせずに
エクササイズでリセットするちゃっかりスタイルが合っているのだと思います。
”ストイックではつまらない、時にはズルもする、でも帳消しして楽しく生きる。”
と、こんな感じでしょうか(笑)
最近では、アンチエイジングもそろそろやってみる?という思いも加わり、さらに
エクササイズをする理由が増えました。
そこで、今回はアンチエイジングとエクササイズの関係についてQ&A方式でご紹介
してみたいと思います。
■運動することはアンチエイジングに関係ある?
□それはもちろん。筋肉量は加齢と共に減少しますが、特にホルモン量も減る40代
からは急速に減ります。アンチエイジングでは、大腿四頭筋(太もも前)、上腕三
頭筋(二の腕)、腹筋の筋肉の衰えが目立ちます。しかし、エクササイズする事で
筋肉量をキープする事は可能です。
また、成長ホルモンはアンチエイジングに欠かせません。成長ホルモンは15分程
度の運動をした後に、3時間分泌されます。また、ノンレム睡眠(深い睡眠時に最
大に分泌されます。この成長ホルモンは、ダイエットなしで脂肪量の減少、セルラ
イトの除去、潤いのある肌など、若々しい体を作る大切なホルモンです。ですから
、深い質のいい眠りには軽いストレッチエクササイズなどがお勧めです。
■エイジングには、どのような運動が効果的?
□コアマッスルを鍛える事で、代謝のいい体をキープできます。
そのためには、スクワットがおススメです。
歳をとると猫背になりがちですから、若々しい姿勢をキープするためにも上半身を
鍛える事も必要。
例えば、肩甲骨周りを引き寄せ胸を開き、バストアップさせるエクササイズなど。
■運動することで顔や体の老化を抑える効果ある?
□女性ホルモンが減少する40代後半になると、骨密度が減少します。筋力トレーニ
ングはこの骨密度に大きな効果があるといわれています。成長ホルモンの分泌を
促す事で、潤いのある肌をキープします。また、代謝が下がることで冷え性や肩こり
の原因となることも。更には、代謝が悪い部分に出やすい脂肪の塊セルライトの予
防にもなります。
どうですか?
もう痩せるために情報ばかり集めているだけでは、いけない気がしてきませんか?
インプットしたらアウトプットしないと、気持ちまでどんどん重くなっていってしまいます。
運動で気持ちよくアウトプットができるようになれば、体も軽くなり、日常生活の充実度
が見違えるようになってくるはず。
自分の中で、最近はちょっと情報過多だなと感じたら、まずは適度に体を動かして、
ココロとカラダのバランスをとるようにしてみてくださいね。
Editor/ Kaz
■ BodyQuest ———————————————-
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