Vol.109
「 ブレない目標を持った、アスリートの気持ちでワークアウト!」
サッカー日本代表がワールドカップ出場を決めてくれましたね!
苦しみながらもアジア最終予選を突破し、来年に迫った2010年FIFA
ワールドカップ南アフリカ大会がこれで現実のものとなりました!
ということで、今週のエナジーワードは最終予選の激闘を支えた選手
のモチベーションをテーマにお届けしたいと思います。
▼▼▼
ワールドカップ出場に王手をかけた昨日のゲーム、私もTVに噛付き
ながら応援していました。
結果、日本代表はアウェイでウズベキスタンに1―0での完勝。
世界最速でワールドカップ出場を決めてくれました!
試合の内容はと言うと、
前半早々にゴールを奪ったものの、それ以降は押し込まれる場面が
続く苦しい状況。
ウズベキスタンもホームでのこの試合に本大会出場への最後の望み
をかけていただけに必死の攻撃をしかけてきていました。
アウェイならではのジャッジなどもあり、終盤には長谷部選手が退場、
岡田武史監督も退席処分を受ける等、最後までハラハラドキドキと
息をつくヒマもない展開でしたが、ディフェンス陣の見事な粘りでの
完封勝利。
私自身も観ていて久しぶりに熱くなるような試合でしたが、この試合を
通じて、日本代表の選手の皆さんにはこれまでにはない勝負強さや
たくましさを感じました。
試合後のインタビューでは、この試合の反省や最終予選残り2試合
への意気込みなどが質問されていたのですが、やはり何と言っても
ワールドカップ本大会出場を決めたことへの嬉しさが各選手の言葉
や表情からもわかります。
全員に、
「おめでとう、そしてありがとう!」と声を掛けたい気持ちになりました。
また、
あれだけ切羽詰った状況でも最後まで気持ちを切らさなかったことは
素晴らしいとしか言いようがありません。
もはやどっちのチームがサッカーが巧いのか?といった次元ではなく、
技術を超えた気持ちのぶつかり合いでしたからね。
それだけサッカー選手にとってのワールドカップ出場には大きな意味
があるのでしょう。
そのモチベーションという点で、とても印象的だったのは、試合前の
闘莉王選手のコメント。
「ワールドカップは子供のころから夢にも出てこないような遠い世界。
そこに行けるような試合をする。」
”夢にも出てこない…”というほど、遥か彼方の憧れだったということ
ですよね。
子供の頃からその想いを抱き続け、現実に自分の手で掴み取ったの
ですから、これ以上に幸せなことはないはず。
日々の辛い練習も、この強いモチベーションドライバー(真の動機)が
あったからこそ乗り越えてこれたのだろうと思います。
そして、
このモチベーションドライバーと日々の練習という関係性は、私たちが
実践しているボディデザインに置き換えることができます。
もちろんサッカー選手とは憧れや晴れの舞台は違いますが、自分なり
理想のボディデザインというモチベーションドライバーがあれば良い
のです。
競技スポーツを行う選手達が、大会などの大事な試合に勝つことを
目標にしているように、私たちは自分らしい理想の体型をドライバーに
してワークアウトに励みましょう!
しかし、誰しも毎日が練習(ワークアウト)だけではつまりません。
例えば、
・間隔を決めて成果を計測する
・目標とする服を決める(買う)
・好きな人と会う予定を作る
・会社のゴルフコンペで優勝する!etc.
というように、ワークアウトの成果を具体的な計画や行動のかたちで
測ること、また、当面の目標を自分の中でわかりやすく表現してみる事
が大事です。
皆さんもぜひ、
自分なりのモチベーションドライバーを見つけて理想のボディデザイン
を手に入れてください!
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P.S.
ちなみに、自分自身が子供の頃にボディデザインということを意識し
始めた頃のことを、ふと思い出しました。
中学1年生の頃になりますが、ちょうどシルベスタースタローンの映画
が流行っていた時期で、彼の体に憧れを感じていた私たちはクラスで
よく腕相撲や筋トレごっこをやっていたものです。
当時の私はまだ身長が150cmにも達していないちびっ子でしたが、
そのコンプレックスもあり、人一倍研究熱心だったようなが気がします。
私の場合、体格に対する憧れがベースになっていたのかもしれません。
Editor/ 森 俊憲
■ BodyQuest ———————————————-
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