Vol.124
「 勝者のメンタリティを手に入れて、
ちょっとずつでも昨日の自分を超えていく!」
このところ、格差社会という問題があちこちで取り上げられています。
その代表的な経済や雇用の格差という点では、
同じように頑張っているのに「なぜ収入や労働環境にこれだけもの差
が出来てしまうのか!?」「不公平じゃないか??」という部分が議論
の対象になることがよくあります。
もちろん誰だってより良い条件の下で仕事がしたいわけですが、現実
問題としてこのようなギャップは存在しているわけです。
ただ、そうかといってそれを「勝ち組」「負け組」などと単純に分ける事
はできません。
幸せのものさしはお金だけではありませんし、要領よく仕事をすること
が必ずしも仕事のやりがいにはつながらないと思うからです。
と、
ボディデザインとは全く関係なさそうな、やや堅いトーンで入ってしまい
ましたが、これにはちょっとした理由があります。
それは、
ワークアウトの成果という点で考えた場合でも、一人ひとりは皆と同じ
ように頑張っていたとしても、人によってボディデザインへの効果性に
ギャップがあるということです。
例えば、スポーツクラブなどで周りを観察してみても、長期間真面目に
通い続けてもなかなか成果が出ていない人もいれば、ほんの短期間で
見る見るうちに人が変わったようになる人もいます。
何がちがうのでしょう?
もちろん、実際に行っているワークアウトの内容自体が違うということ
が具体的な理由だとは思いますが、これには筋力や持久力などの
体力レベルが関係してきますので、一概に皆がこのメニューをやれば
良いというものはありません。
ワークアウトで身体を引き締めたり、筋肉を強くしてメリハリのある
をデザインしようという場合、筋肉の「超回復」というメカニズムを活用
していきますから、毎回のワークアウトで
”出来る限り手を抜かない”
”ここぞという時に自分が持っている力を振り絞る”
ということが大切になります。
しかし、
これこそがまさに「言うは易し、行うは難し」というものかも知れません。
そこで考えてみたいのが、勝者のメンタリティです。
ボディデザインに限らず、何をするにしても自分が持っている力を存分
に発揮するためにはメンタル面のコントロールが必要です。
私は、”結果を出し続ける人や抜きん出る人”が持っている特長として
「第一に自信家である」
と考えています。
なぜなら、
自信家には、行動的、めげない、迷わないという特長があるからです。
日々ワークアウトを行っていると、調子の良い日や悪い日など、体調や
気持ちが浮き沈みすることがよくあると思います。
そんな時、調子の悪さが続いてしまうと、
…自分が目指しているボディデザインは本当に実現できるんだろうか?
などと弱気の虫が出てきたりすると思います。
そしてそのまま自信を失ってしまうと、体も重くなってしまいワークアウト
そのものから遠ざかってしまうということにもなりかねません。
一方、
勝者のメンタリティを持っている人は、何事も「勝って当たり前」。
多少調子が悪いなと思ったり、仕事が忙しくてワークアウト実施の間隔
が空いてしまっても、
「自分の実力はこんなもんじゃない!」
「大丈夫、本気になればいつでもリカバリーできる!」
と思って平然としています。
むしろ、普通なら停滞感を抱いて焦ってしまうような状態でも、良い休養
になるなと、ピンチをチャンスに変える勢いで、
「よ~し、今に良いとこ見せてやるぞ!!」
というくらいに思っています。
このように、「勝って当たり前」だと思えることはとても重要ですし、自信を
持っているからこそ、より前向きになれるのです。
また、自信があればごく自然と集中力も高まって、持っている力を存分に
発揮することができるようになります。
ぜひ皆さんも、日頃ワークアウトする時には、
『少しずつでも昨日の自分を超えてやる!』
という気持ちでワークアウトのレベルアップに挑戦し続けてください。
その積み重ねが大きな変化を引き出してくれるはずです。
この時代、仕事はなかなか選り好みできませんが、行うワークアウトは
自分次第ですからね。
Editor/ 森 俊憲
■ BodyQuest ———————————————-
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