モチベーションの源

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 Vol.139
   「 将来の自分が味わう楽しみを、
              想像しながらワークアウトにハマってみよう!」

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  個人的に通っている近所のジムで前々から気になることがありました。
  それは、行くと必ずと言っていいほど見かける強者たちの存在です。
  不定期で来ている私が毎回顔を合わせるということは、きっとほぼ毎日
  ジムに来てワークアウトを行っているのでしょう。
  見た目にもタダ者ならぬ体つき。
  一人ひとりが黙々とストイックにトレーニングに励んでいます。
  しかしながら、何かの競技スポーツをやっているようにも思えないのです。
  (※もちろん、ボディビルダーではありません)
  まさに、個人ワークアウトの実践スタイルとしては文句のつけようがない
  レベル。
  そう、私が以前から気になっていたのは、彼らを突き動かしている
  ”モチベーションの源”
  とは一体何なのか?ということです。
  普通に考えると、アスリートでもない一般の人にとって、ほぼ毎日ハードな
  ワークアウトを行うというのは並々ならぬ努力が必要なはすですからね。
  私にしても、さすがに毎日とはいきません。
  そこで実際に、彼らそれぞれに”モチベーションの源”を聞いてみました。
  すると、笑顔で次のような答え。
  「唯一の趣味のようなものなので」
  「ここに来ないと落ち着かない…」
  「体の反応をみるのが面白い」 etc.
  想像通り、やはり皆根本的に楽しんでいるということ。
  疑う余地もありませんが、決して嫌々ジムに来ているわけではありません。
  話の内容から、私は彼らが
  ・まだ見たことのない自分の姿をみてみたい
  ・ワークアウトはやればやったぶんだけ体に跳ね返ってくる
  ・自分自身で体をセルフコントロールしているという感覚
  というような想いや実感を持っていることが、ワークアウトに没頭できる理由
  になっているんだなと改めて納得しました。
  何かにハマるということは、人から背中を押されなくても自ら動くということ。
  しかし、その継続的な行動は、楽しめなければ絶対に実践できません。
  楽しむというのは、ワークアウトを行っている間だけでなく、ワークアウト後、
  さらには目標・目的を達成した時の喜び・気分も含めてのこと。
  たとえ、ワークアウトしている瞬間は多少辛くても、その後の見返り(喜び)
  がさらに大きければ、ワークアウトすること自体も楽しいものに変わります。
  そういう意味では、私たちが運動習慣をつけるには、まずポジティブ思考を
  習慣化するということが大切なのです。
  皆さんも、継続的な行動によってたどり着く、
  将来の「理想の体・なりたい自分」が味わう、色んな楽しみを想像しながら
  日々のワークアウトをがんばってみてください。

  ボディデザイナー 森 俊憲
  

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