Vol.142
「 オールアウトの積み重ねが、
理想のボディデザインをつくる!」
先日から始まったバンクーバーオリンピック。
TV観戦するには放送時間的に厳しい面もありますが、私もできるだけ
ライブで応援するようにしています。
特に印象に残ったのは女子モーグル決勝。
モーグルはリスクチャレンジしている選手の姿勢がよくわかる競技。
選手たちの一発に賭ける果敢な姿には観ているこちらも胸が熱くなり
ます。
また、あの見上げるようなスタートラインに立つまでに各選手が行って
きたひたむきな努力を思うと、とにかく、『実力を出し切って欲しい!』と
願わずにはいられません。
試合後のインタビューで、上村選手が『やれるだけのことはやったので、
悔いがない。』と、充実感に満ちた顔で応える姿を観てホッとしました。
と、この文章を書いている最中に、上村愛子選手のブログでのコメント
を見つけました。
素晴らしい内容なので、ぜひ読んでみてください。
http://blog.excite.co.jp/aikouemura/10772280/
ベストを尽くしたという、清清しさが十分に伝わってきます。
そういう意味で、オリンピックという舞台は今まで自分がやってきたこと
を確認する場でもあると思います。
個人レベルで考えれば、パフォーマンスを最大化させるためにどういう
準備(=トレーニング)を積み上げてきたのかということが第一。
潜在的な能力をどれだけ引き出だせるか、そのプロセス次第で結果が
決まるといっても言い過ぎではないでしょう。
試合後の選手達の歓喜の表情や悔し涙に、それまでの苦労や想いが
凝縮されているように感じます。
また、オリンピック選手とはレベルの差こそあれ、このことは私たちが
日頃行っているワークアウトにも当てはめることができるはず。
まず実践したいのは、『オールアウト』。
オールアウトとは、文字通り自分の持っている力を出し切ること。
簡単に言えば、もうダメだとへとへとになるまで頑張るということです。
楽しみながら運動することも大事ですが、超回復というトレーニングの
基本から考えれば、できるだけこだわるべきでしょう。
これを積み重ねることで、体力の限界もどんどん広がっていきますから、
ボディデザインも自然に変化してきます。
そして次に『意識性』。
いつものメニュー、決めた回数をクリアすることだけを目的とするのでは
なく、狙った部位にきっちりと効果的な刺激を与えられているか?という
ことを常に考えること。
もちろん、その部位には力だけでなく気持ちも集中させることが不可欠。
これらの意識の仕方次第で効果は全く変わってきます。
このように、「これこそが最高のやり方だ!」と心底思える、自分なりの
ワークアウトスタイルを追求し確立することが、ボディデザインの効果は
もちろん、長期間継続できる運動習慣に結びつきます。
皆さんもワークアウトを行う時には、悔いを残さないよう力を出し切って
みてくださいね。
■ BodyQuest ———————————————-
※効果的なワークアウトを[継続]できる実践的なノウハウがあります