Vol.147
「 フィットネスマナーを守ることで、
自分自身への客観性や集中力も高まる!」
新年度に入ってから、約1ヶ月が経ちました。
スポーツクラブに顔を出すと、春の入会キャンペーンの効果も手伝ってか、
トレーニングエリアの人口密度も高まっています。
また、「夏までに体を絞りたい!」という人の参加が増えるのもちょうどこの
時期の特長です。
ワークアウトに汗を流す人が増えること自体はとても良いことなのですが、
実は、この時期に目に付くのがフィットネスにおけるマナー違反。
しかも、以前に比べてもマナーのレベルが低下しているように感じます。
日頃私たちがよく目にしたり耳にするのは、電車でのマナーなどですが、
スポーツクラブやジムだって大勢の人が集う公共の場。
”マシンや器具を長時間一人で占領する”などのごく基本的なマナー違反
以外にも、実はさまざまなケースが存在します。
例えば、
◆ワークアウト中の人のそばにより過ぎて邪魔になる
(ウェイトなどを使って重い負荷を掛けている人を危険にさらすことに)
◆マシーンを使った後に汗を拭かずに、そのまま
◆マシーンの周りに集まり、筋肉話に花を咲かせる
◆スタジオ内での場所取り合戦
◆スタジオ内での大声でおしゃべり
◆ロッカーやシャワーで荷物を拡げ、場所を取り過ぎる
などなど。。
いかがですか?
皆さんも”それあるある!”と感じてらっしゃるのではないでしょうか?
しかも面白いことに、マナーが守れない人たちは、意外と体型にも顕著に
現れていることが多いのです。
これだけ自分勝手に好き放題行動しているのに、さして運動効果は
出ていないのが大きな特徴です。
それに比べ、マナーを守り周りの状況を察知出来る能力のある人は、
短い時間でも運動効果を最大限に発揮しています。
この違いはなにか?
それは、”自分自身に集中している”からです。
両者とも一見同じように見えますが、大きな差があります。
それは客観的に観る眼をもっているかどうか。
マナーを守れない人は、自分がやっている事を観れない、知らない。
自分を客観視することが苦手で、これをやればどうなるか?という推測力が
乏しいということです。
ということは、
自分が今やっている運動がどこに効き、どの位で効果が出るか?と考える
ことができずに、効果が出ないから諦める、もしくは次の違うものに移る。
ということを繰り返しがちです。
また、周りに対しての配慮=マナーを守るということは、自分自身に対しても
同じことが言えます。
体のことを考えて、栄養のあるものを食べているか?運動をしているか?
心のことを考えて、ストレス発散をしているか?楽しいと感じられることをして
いるか?
小さなことでも相手(自分)に対して、敬意を払うこと。
これが実は自分の体作りにも繋がっていくのです。
Kaz
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