「人が主役」のジム



米国フィットネスクラブ視察レポートの第二弾。
今回は、訪問した10数カ所のクラブの中で、事前に最も気になっていて
一番楽しみにしていたLAの「YAS」です。
Yas1
 ※ベニスビーチにある第一号店
このクラブの特長は、”YOGA for ATHLETES”という独自のコンセプトで、
YOGAとスピニングをセットにしたプログラムを行っていること。

Yas2
 ※YOGAスタジオとスピニングルーム(左)
   古い倉庫を改装しただけだけど、そこがまたオシャレ

私たちが見学に訪れていた時も、多くの女性がYOGAのクラスが終わった
後、そのままシューズを履き替え、スピニングルームへ移動していました。
確かに、クラブメンバーの方の表情や引き締まった体形を見ても、癒しの
ためのYOGAプログラムに参加してますというよりは、がっつり体を動かし
て汗をかくのが最高に気持ちいい!というアスリートなイメージ。

そして、なぜこのクラブが気になっていたかというと、それはこのクラブが
特にテクニカルなメソッドや最新鋭マシンをウリにしているということでは
なく、
設立者のKimberly Fowler氏自身が提案する考え方、スタイルをベースに
して、そのフィットネススタイルに共感する人たちが集まって成立している
と感じたからに他なりません。

Kimberly Fowler氏からも直接話が聞けましたが、雰囲気の良い素敵な
方でした。
Yas4
 http://www.go2yas.com/

要するに、設備よりも人が魅力のジム。

きっと、
・この人みたいになりたい!
・自分たちがやっていることはカッコよくて気持ちいい!
という前向きな想いがモチベーションになっているのだろうと。

Yas3
 ※フロントエリアでは多くのオリジナルグッズも販売
   個人的には、YOGA用のTシャツとDVDを購入しました

そう考えると、クラブそれぞれの雰囲気というのは本質的に参加している
人たち自身が醸しだすものなのかもしれませんし、これからはこのような
「人が主役」のジムが求められるのだと思っています。
本当に良い刺激を受けました。
もちろん、BQもそこを目指して頑張ります!

ボディデザイナー 森 俊憲
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