楽しく食べて、体も心も健康的に

Energyword_2
 Vol.89
   「 楽しく食べて、体も心も健康的に、
            体をしっかり動かせば、人生もどんどん美味しくなる! 」

 
   Ew89
  今の時期、女性向けの雑誌やTVの企画を見ていると、”お正月太りを解消!”
  というダイエット特集が多く組まれていますよね。
  そういった見出しを目にすると、私たちの心の奥にある、「何とかしなきゃ!」と
  いう危機意識が目覚めます。
  痩せなきゃ!という、女性の生命維持装置にも似た意識ですよね。
  この装置のスイッチがカチッと入ると、
  「まさに今の私のことだ~。早速買ってダイエット開始しなきゃ。」となるのです。
  私も電車の中吊りを目にして、思わず買っちゃおうかな?と心が揺れ動きますが、
  いや、待てよ……、
  本当にその本の情報が必要か?
  いつもの似たような内容じゃないのか?
  と一瞬燃え上がった火が、自問自答でだんだんと消えていきます。
  以前は私も、これらの広告マジックにかかっては、一度ざっと目を通しただけで
  実際には行動しない…、そんなパターンを繰り返していました。
  そう、実際には前に進んでいるのではなく、いつも同じ場所を何度もグルグルと
  回っているだけ。
  これでは意味がありませんし、自己嫌悪の深みにはまってしまう危険性も。
  しかも、
  私たちは年々着実に歳をとっているわけですから、ボディデザインに割ける時間
  もどんどんと少なくなっていくのです。
  そこで、考えてほしいのが、
  ・なぜ、痩せたいのか? (理由)
  ・痩せたらどうなるのか? (メリット)
  ・痩せるためにはどうすればいいのか? (手段)

  をきちんと考えて、自分にあったアプローチ法を見つけることです。
  でないと、いつまでもダイエットのグルグル迷路から抜け出すことは出来ません。
  客観的に見て、メタボ基準に引っかかったり、数年前に比べ格段に体重が増えた
  など、「マジ痩せないと、ヤバい…」という方は、まず体脂肪を落とすエクササイズ
  を多めに、そして余計な間食をストップ。
  この部分を引き締めたいという人は、ターゲットに絞ったエクササイズを行うこと。
  ただし、一時的な対処療法ではなく、リバウンドの無い長期的な体型管理を行う上
  で気をつけることは、食事を制限しないことです。
  食事を制限しない理由は、どうしてもダメと言われると反抗するかのように食欲が
  出てくるから……。
  これは誰でも同じことです。
  以前、次の興味深い話を知人から聞きました。
  どうしても太れない人に、あるジムオーナーが他のダイエットしてる人と同じように、
  低カロリーの食事を勧めたそうです。
  すると、一旦さらに痩せてしまったその人は激怒しました。
  しかし、次に、前にしていた普通の食事に戻しなさいとアドバイスに従うと、一転、
  体重が増えていきました。
  これを何度か繰り返すと、どんどん新陳代謝レベルが低下し、その後は努力無し
  で、体重増加していったとのこと。
  ある意味、恐ろしい話ですよね。。
  この手法をヨーヨーダイエットというらしく、リバウンドを利用して自然に体重を増加
  させた訳です。
  つまり、食事制限をすると必ず体重増加するという実験結果なのです。
  このように、中途半端に食事を我慢すると、むしろそのしわ寄せが怖いのです。
  しかも、ストレスフルなダイエットは絶対に長続きしません。
  また、
  一方で、どうしてもエクササイズが嫌いなんです……、という方もいるでしょう。
  それには、まず自分の体に興味を持つことから始めましょう!
  このパーツには自信があるしラインも綺麗だから、いっそのこともっと磨こう!とか、
  ここはバランス的にいかがなものか?と思ったら、徹底的に絞りこんでみようか等、
  ひとつの作品を作り上げるように自分の体を可愛がりながら、仕上げていくことが
  ダイエットエクササイズの基本です。
  自分の体をちゃんと見ないで、闇雲にあのモデルや女優のような体になりたい!
  だからこのお肉は切り売りしたいたい気分よ。
  なんて自分の体が可哀想すぎます。
  自分の体はオリジナル、それをどう磨くかは貴方が自分の体を愛しているかどうか
  しかないのです。
  ぽっちゃりしたこのお尻が好きだから、私はこれでいいの。
  という人は「Have to lose my weight!!!!」という人より何倍も幸せだと思います。

  ということで、そろそろ結論!
  ・食べたい物を食べましょう
  体が欲しいというものは、体が必要としているもの。
  甘い物が異常に欲しいと言うときは、脳やカラダがストレスを感じている状態ですし、
  それに気づいてあげましょう。
  「ああ、ダイエット中なのにこんなに甘いもの食べちゃって、また失敗!!」とイライラ
  するのではなく、体に負担をかけてごめんね、と語りかけてください。
  それよりも、エクササイズ後のすっきり!した状態を楽しんだり、引き締まってきた時
  の喜びをインプットすると食欲もおさまり、体にいいものをどんどん摂ってあげたい。
  と思うようになります。
  これがフラットなストレスフリーな状態ですし、他人と比べてダイエットする事よりも、
  自分が本当はこうなりたいと思っている理想像を作り上げて行くことが迷路から脱出
  するベストな方法です。
  ただし、余計な間食や寝る直前にガッツリ食べるなど、不規則な食事だけはやめる
  ようにしてくださいね。
  体型だけでなく、健康にまで悪影響を及ぼしますし、何よりも生活のリズムが狂って
  しまいます。
  子供の頃に、一日三食きちんと食べて、寝る前は虫歯になるから食べちゃダメ。
  と言われた記憶を思い出しましょう。
  カラダをしっかり動かせば、ご飯もどんどん美味しくなっていきますしね。
  ”美味しく食べて、体も心も健康的に”
  今年こそ、このプラスの相互作用を身につけてください!!
  
  Editor/ Kaz

  Energyback
  ■ BodyQuest  ———————————————-
   OnepointOrdermenuMailseminar
       ※効果的なワークアウトを[継続]できる実践的なノウハウがあります