Vol.105
「 倦怠感を感じた時こそ、
適度に体を動かして”プチ五月病”を寄せ付けない!」
気温のほうもすっかり暖かくなり、窓の外の木々も徐々に鮮やかな緑色に
変わってきました。
しかも、湿気も少なくて爽やか。
私は、この時期が1年のうちで最も過ごしやすい季節だと感じます。
が、しかしです。
不思議なことに、連休中は仕事や日常のストレスのことも忘れて、存分に
エネルギーを充電したはずなのに、なぜだか身体が重くて会社に行くのも
ワークアウトをするのも億劫だ……、なんてことありませんか?
何を隠そう、私自身もこの時期はなんだか身体がだるく感じて、寝起きが
悪くなったり、なんとなく疲れやすくてワークアウトも思ったようにしっかりと
できない、ということが良くあります。
ちょっと休もうと、ソファでゴロ寝をしているといつの間にか熟睡してしまい、
あっという間に1日が終わってしまったこともありました(苦笑)
このようななんとなくの倦怠感というか、スタミナ切れ状態は、きっと連休の
せいで生活のリズムというかパターンが変わってしまうことが大きいと思う
のですが、やはり医学的に言ってもその一番の原因は「睡眠」の変化だと
いうことです。
私も次の日が休みの日などは調子に乗って、朝方まで好きな海外ドラマ
シリーズを一挙に観たりしていますので、思い当たるフシ大有りです…。
ドラマを観て楽しんでいるときは良いのですが、翌朝の不調感といったら
かなりのもので、もちろん、こんな状態では、「ワークアウトを頑張るぞ!」
というポジティブな気分にはなれません。
皆さんも少なからずこのような経験があるのではないでしょうか?
しかし、このような滅入った気分をそのままにしておくと、ワークアウトの
間隔も空いてしまってどんどん身体がなまり、気持ちまでブルーに沈んで
きますよね。
不規則な生活+運動不足で、さらに自己嫌悪の深みにハマってしまい、
酷くなると、これがきっかけでせっかく習慣になりつつあったワークアウト
も止めてしまうということになりかねません。
今から夏本番を迎えるという、ボディデザイン的にも大事な時期にこんな
ことではいけませんしね。
せっかくのやる気の糸を切らさないためにも、「プチ五月病」を寄せ付け
ないようにしてください!
もしも、皆さんが今まさにそんな感じ…、という感覚を持っていらっしゃる
としたら、気持ちを切り替えるためにも、ワークアウトで適度な疲労感を
身体に与えてください。
また、こういう時は、いつも通りのメニューを100%やり遂げようと思わなく
ても大丈夫です。
計画の5割くらいをやれればいいや!という程度でワークアウトに臨んで
ください。
そうすれば、億劫に感じすぎずに身体を動かすことができると思いますし、
同時に睡眠の質も良くなってきて、不規則だった生活パターンも上手く
リセットできるはずです。
(私は犬を連れて近くの公園に行き、思い切り走り回ったりしていますが、
これも気分転換には最適です)
人間の体型=ボディデザインは、まさにその人のライフスタイルによって
作られるもの。
ちょっとリズムが狂ってきたなと思ったら、ワークアウトを上手く取り入れて、
健康的な生活を取り戻すようにしてみてください!
きっと、心身ともにすっきりとリカバリーされてくるはずです。
Editor/ 森 俊憲
■ BodyQuest ———————————————-
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