本気の自分を失速させない Vol.1

Energyword_2
 Vol.126
   「 やる気モードを失速させないため、
   
             邪魔モノを見つけることから始めてみよう!(その1)」

  Ew126
  今日のエナジーワードは、ワークアウトの効果を引き出し続ける
  ために必要な、「本気の自分を失速させない!」がテーマです。

  ”継続は力なり。”
  子供の頃から何度となく聞かされた定番のフレーズですが、最近に
  なってようやくこの言葉の意味が見えてきたような気がします。
  要するに、人間は昔から現在に至るまで「やるべきなのはわかって
  いるけど続けられない…」 と、努力や行動の継続という事に対して
  ずっと苦労してきたということですよね。
  ボディデザインもまったくその通り。
  しっかりと運動を続けられれば身体は必ず変わるはず、と頭で理解
  していても、忙しい日常の中で、ワークアウトをコンスタントに続ける
  ことは決して楽なことではありません…。
  たとえ、何かをきっかけにして
  ”今日から絶対に毎日欠かさずトレーニングをやってやるぞ!!”
  と燃えさかるような気持ちでワークアウトを始めたとしても、それを
  数ヶ月以上続けられる人はごくわずかではないでしょうか?
  そういう意味では、
  ”どんなに強い動機も完全無欠ではない!”
  ということなのかも知れません。
  が、しかしです。
  ここで諦めてしまっては元も子もありません。
  そこで、どうすれば本気のテンションを維持しながらワークアウトが
  継続できる「仕組み」をつくることができるのかを考えていきたいと
  思います。
  それも、できるだけ客観的かつ具体的に。
  ということで、今回のお題は、
  ”なぜ途中で失速してしまうのか?”
  これまでは、主にどうすれば成功するのか?という視点から考えて
  いましたが、逆に失敗しないための考え方を知っておくのも効果的
  だと考えました。
  そこで、リアルな行動形式の中から、ありがちな失速原因を探って
  みたいと思います。
  《一緒に想像してみてください↓》
  まず、やる気に満ち溢れたあなたは、週に3回、いや4回は絶対に
  トレーニングを行うぞ!と心の中で高々と拳(こぶし)を挙げて、固く
  自分に誓います。
  (会社帰りにジムに行く/5Kmずつ走る/自宅で腹筋100回 等々)
  しかし、その行動目標は自分の生活パターンや環境にあっているで
  しょうか?
  実は、この最初の一歩でつまずくことも多々あるのです。
  ここで考えられる失速要因としては、
 
  ■目標を高く掲げすぎてなかなか実施できない(先送り)
  ■日々の行動目標がハードすぎて疲れてしまった(三日坊主)
  ■やる気はあるけど時間がない
  ■ジムなどの月会費の負担が重い
  ■頑張りすぎてケガをしてしまった(自意識と体力のギャップ)
  などが考えられます。
  また、性格的にも無理がないかを自問自答してみるのも大事なこと。
  次に、
  ワークアウトの習慣を定着化させることを妨げる要因として考えられ
  るのが、効率よく運動するための環境です。
  ■ジムが混んでいて、目的の運動(マシン)ができない(使えない)
  ■ジムの雰囲気やスタッフの接客、他の会員が肌に合わない
  ■通勤時などに大きな荷物を持ち歩くのが嫌だ
  ■運動着への着替えやシャワーがわずらわしい
  ■トレーニングに使う道具を出したり片付けたりするのが面倒
  これら、ちょっとしたわずらわしさや些細な手間がネックになることも
  結構あると思いませんか?
  このように行動を妨げる要因を意識的に排除していくことも、運動を
  継続させるポイントです。
  やる気が漲って、テンションが高まっている時は問題なくても、感情が
  ちょっと停滞した時にはほんの小さな理由でもブレーキがかかってし
  まいがちですからね。
  ワークアウトの実践にネガティブな環境がなくなれば、ワークアウトの
  習慣化もグッと現実味を増してくるはずですよ。
  次回も同じテーマで、「飽き」「効果性」などについて失速要因を考えて
  みたいと思います。
  
  Editor/ 森 俊憲

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